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長引く婚活の原因は情報過多による迷子
婚活をはじめてスムーズにゴールインする人がいる一方で、2年、3年と婚活を続けている人が増えています。
婚活が長引いてしまう背景には、婚活情報が増えすぎたことが挙げられます。
婚活ブーム到来後、婚活に関する情報はTVや雑誌、インターネットなどに氾濫するようになりました。テレビや雑誌での婚活に関する特集が増え、お見合いパーティーや婚活パーティー、婚活SNS、婚活アプリなどの婚活手段が多様化。婚活に関する多くの情報や手段に振り回される人も多いでしょう。
自分の条件や価値観がブレて「迷子」になると、自分に合った婚活方法や結婚が何なのかわからなくなります。
こうなると、出会いがあっても「自分に良い相手」と判別できず、交際を申し込めなかったり、交際しても結婚に踏み切れないままになったりするのです。
結果「ネット婚活やお見合い、婚活パーティーを続けてみたけど結婚に至らない」「婚活をしていたけど疲れてやめてしまった」という事です。
婚活がうまくいかなくなるパターン【女性編】
婚活をしている女性が「うまくいかない」と感じるパターンを3つ見ていきましょう。
1:男性は○○じゃないとイヤ
男性の収入や年齢、見た目にこだわりが強いタイプの女性です。こういった女性は、男性に対する期待が大きく、独りよがりになりやすい傾向があります。理想の結婚や結婚相手に対する希望が具体的すぎて、その基準に合った男性を選ぼうとするため婚活がうまく行かなくなるケースが多いようです。
結婚は現実にいる男性とするものです。まずは「相手を選ぶ」という発想を脇に押しやり、自分の身の丈にあった条件設定を考えなおすところから始めましょう。
また、細かな条件を積み重ねすぎても出会いのチャンスは減ってしまいます。妥協できる条件、絶対に譲れない条件など、条件の優先順位そのものを見直すのも有効な解決策と言えるでしょう。
2:いい男性に出会えない
婚活でいろいろなタイプの男性に出会っているのにも関わらず、相手に対して物足りなさを感じている女性が陥りがちなパターンです。もともとまじめでしっかりしていて、男性を見る目が厳しく、理想と現実のギャップに失望しがちなタイプと言えます。
このタイプの女性は男性に対してマイナス評価をしやすい点が問題です。「こんなデートってありえない」「食事の時にこんな話題なんて」などなど、男性と出会っても良い部分を見つけにくいのがネック。そのうちに「いい男性ってどこにいるのかしら?」と婚活がうまくいかなくなる悪循環に陥ります。
結婚はお互いを理解し合い、関係を深め合っていくもの。出会ったすぐにあれこれと目に付く部分があっても、気長に相手と接することで良い部分が見えてくることもよくあります。
まずは、男性に対しておおらかになり、ポジティブな目線で婚活を続ける根気を持つことがポイントになります。
3:婚活そのものが趣味
婚活当初は結婚が目的だったはずが、お見合いパーティーにおしゃれして参加することが楽しくなったり、婚活イベントに参加することが趣味になったりするタイプの女性がこれに当たります。また、「婚活のため」と称して自分磨きにお金や時間を費やしがちな女性もこのタイプです。
このタイプの女性は「婚活して結婚する」という本来の目的よりも、パーティーやイベント、ネイルサロンやエステなどに行くことが目的になってしまい、そちらに本気になっていることが挙げられます。
男性との絆を深めるよりは「婚活を頑張っている自分」というものにフォーカスしているため、男性と出会いや交流にはあまり身が入っていないケースも。長々と婚活を続けてしまう女性は、このタイプが圧倒的です。
まずは「婚活=結婚」という大前提を思い出し、なんのために婚活をしているかをはっきりさせましょう。お金も時間も費やして得られる良縁のために必要な行動を起こすことで、長引いた婚活からスムーズにゴールインできる人もいます。まずは自分の婚活に対する取り組み方を見直しましょう。
婚活がうまくいかなくなるパターン【男性編】
続いて、男性が「婚活がうまくいかない」と感じるパターンを3つ見ていきましょう。
1:忙しくて時間がない
婚活を始めたのにも関わらず、仕事の忙しさや疲れなどで婚活に割り当てる時間が少ない人が陥りがちなパターンです。「お見合いパーティーに参加したいけど、時間が取れない」「マッチングでいいなと思った女性に会った後、少しメールの間隔が開いたら拒否された」など、婚活しているけれどうまく持続できない状態が続きがちです。
婚活は将来的に結婚・家庭につながるアクションです。婚活と仕事、婚活と自分の生活が両立できないということは、女性から見て「自己管理が下手な人」「結婚生活と仕事がうまく両立できないのでは?」という疑問を持たれてしまいます。
仕事でのスケジュール管理が大切なように、婚活にもスケジュール管理はとても重要です。自分の時間の使い方を見直しながら、まずは「婚活が続けられる」状態を目指し、無理のない婚活スケジュールを組みましょう。
2: 自分に自信がない
女性との交際経験があまりない人や、自分自身にコンプレックスを感じている男性が陥りやすいパターンです。自分に自信がないため、女性と何を話していいかわからなかったり、どういう服装がいいのかわからない、というタイプの人が多いようです。中には結婚に焦るあまり、出会っていきなり「僕と結婚したら…」と結婚後のことを持ち出してしまう人も。
婚活は結婚を前提にした相手探しです。婚活中の誰もが「この人でよかった」という相手と巡り会いたいと思っています。
自信のない男性からにじみ出る不安定さは、女性にとって「この人と結婚して大丈夫なの?」といった不安感につながります。結婚相手とは安定した家庭生活を営みたい婚活女性にとって、自信がない男性の不安定さは敬遠されやすいのです。
このタイプの男性は女性から敬遠されるうちに、ますます自信を失い、どんどん婚活がうまくいかなくなる…というスパイラルに陥っていきます。自信のなさは言葉だけでなく、態度や姿勢、服装などにも現れるもの。
逆にそこさえクリアすれば、自信を持って女性にアプローチ出来るようになります。婚活セミナーやカウンセリングを行なって、自分の自信のなさを克服することが先決です。
3:婚活そのものに興味が持てない
親から結婚のことを強く希望されたり、かつて恋愛や結婚で傷ついた男性が陥りがちなパターンです。
もともとが消極的なため、婚活を始めても積極的になれない。婚活中の出会いのシーンでも「本当にこの女性でいいのだろうか?」「結婚して一緒に暮らせるだろうか」と疑問に思ってしまうなど、婚活そのものに消極的な人に多く見られます。
婚活のための動機は人それぞれ。結婚を取り巻く親や仕事、将来など、などさまざまな問題を抱える男性にとって、結婚に対する思いは複雑なものがあります。しかし、結婚は自分自身の人生の問題です。
婚活中にも関わらず、どこか受け身な男性は女性から見ても「結婚への意欲がはっきりしない、不まじめな人」という印象に。そうなるとますます婚活が楽しくなくなり、疲れが溜まります。
婚活初期は婚活に情熱があったものの、時間が経つにつれて消極的になる人もいます。婚活中の疲れを癒しながら、そもそも「なぜ婚活したいのか」「結婚を望む理由は何か」といった根本的な問題を解決し、その上で、自分に合った婚活方法を改めて見なおすほうが良さそうです。
婚活のゴールは結婚ですが、結婚そのものは人生の新たなスタート。
せっかくの婚活を幸せな人生につなげるためにも、「成功する婚活」をすることが大切です。
婚活で成功する人の3つの特徴
紹介したように婚活に失敗してしまう人がいる一方、婚活を通して結婚する人もたくさんいます。婚活を成功させ、無事結婚へとたどり着いた人たちの「決め手」とは何でしょうか?婚活を成功させるポイントを、成功者の傾向から見ていきましょう。
1.婚活で結婚すると決めている
婚活中の人のなかでも「自分は必ず結婚して幸せになる」という意識の強い人は、婚活に対するモチベーションが高く結婚しやすい傾向があります。
「結婚のために婚活している」という明確な目的意識があるために、短期集中的にお見合いパーティーや婚活イベントなどに出かけてチャンスを増やすことはもちろん、結婚を前提にした現実的な判断で相手を見ることができるのです。「必ず結婚する」というポジティブさが、出会う人にも伝わると好印象を持たれやすくなります。
2.メンタルタフネスが成功の鍵
婚活では多くの人と出会うため、その中にはどうしても「断る」「断られる」といったケースが出てきます。婚活に成功している人の多くも、パートナーに巡りあうまでは「断った」「断られた」という経験を少なからず持っています。
しかし、多少断られてもへこたれないメンタルタフネスも婚活成功の鍵の一つ。「断られたことはそれとして受け止め、次の出会いを探そう」「断ってきた相手以上の人と結婚しよう」と頑張れる人が、婚活でも最後に成功します。
また、交際中にもメンタルタフネスは重要です。結婚を前提とするとお互い慎重になり、ナーバスな面が見えやすくなります。そんな時も簡単に「別れる」などとは言わず、根気よく相手の良い面・悪い面を受け入れられば、結婚後も安泰と言えるでしょう。
3.成功に必要な無欲の勝利
婚活を成功させている人の多くが、シンプルな条件やフィーリングを重視した価値観に基づいて結婚しています。「収入が○○万円以上でないと」とか「年齢が○歳くらいでないと」といった条件は、いわば一種の欲です。欲の部分を度外視し、「自分の仕事と生活を大切にしてくれる人」や「安心して楽しく過ごせる人」といった部分を重視して出会うことで、相手のプロフィールに振り回されず、人となりを見ることができます。
成立したカップルは一緒に生活するのに無理のない人と、協力し合いながら幸せな結婚生活が送れるでしょう。
婚活を成功させている人は「結婚する」ことを現実的な視点から見ることができ、なおかつ自分の気持ちを上手にコントロールすることが出来る人と言えます。
婚活を成功させるためにするべき4つのこと
婚活を成功させた人の体験談から、4つの具体的な婚活必勝法を学んでいきましょう!
その1:「1年以内に必ず結婚」など期限を決める
婚活をズルズルと続けないためには、期限を設けて集中的に婚活を行うことがポイントです。特に結婚相談所では、入会後3ヶ月~半年位の間に集中して相手を紹介するため、この流れにしっかりと乗り「婚活5ヶ月目に良い相手に出会って結婚へ」というケースも多くあります。
実際の時間の長さよりタイミングが大切です。相手との可能性に目を向ければ、出会って1年以内に結婚するということも十分現実的です。
2:いろんな出会いを経験してみる
「収入や年収といった条件がOKな人と出会っているのにも関わらず、いまいちピンと来ない……」という時は、思い切って条件を度外視したパーティーやイベントに出かけてみるのも手です。
初対面で感じられるフィーリングは、意外と正しい直観だというデータもあります。「趣味を生かした婚活イベントで出会った人が、条件マッチングの相手よりずっといい感じだった!」ということもあります。いろんな人と出会い、自分のこだわっていた条件を見直すきっかけが出来れば、婚活が成功やすくなるでしょう。
3:相手と自分の可能性を信じてみる
婚活中は、イメージ通りの相手と出会うことのほうが少ないもの。時には「全然タイプじゃない相手」からアプローチを受けることもあるでしょう。そんな時は無下に断らず、少し様子を見るつもりで会話やデートを続けてみてはどうでしょうか?
「最初会った時は何も感じなかったけど、何回か会ううちに良いところがわかり、打ち解けられた」。そんな相手との交流こそが、結婚生活に大切な安心感につながります。相手と自分の可能性を信じて、関係を育てていくことに注目出来れば、良い結婚が出来るでしょう。
4:思い切って決める!
結婚には決断力が必要です。婚活中に「いいな」と思える相手と出会ったら潔く「この人と結婚しよう!」と決めてしまいましょう。
普通の恋愛でいきなり結婚のことを切りだすと驚かれることもありますが、婚活中の男女は結婚が前提の出会いを探している人ばかり。変な遠慮をせず、思い切って「結婚したいと思っている」という気持ちを打ち明けましょう。この決意の第一歩が、婚活を成功へと導いてくれます。
婚活は長引けば長引くほど費用も体力も消耗してしまいます。婚活を成功させるには、短期間に集中して、その間に出会った相手との未来を信じ、結婚への決意を固めることがポイントです。
まとめ
婚活に成功する人・失敗する人の特徴から、婚活を成功させるためのポイントをご紹介しました。
婚活中は悩みや迷いも多いもの。人に話すと解決策が見つかりやすくなります。
友達や身内に相談しづらい悩みも、プロになら安心して相談出来ますよね。
結婚相談所ではプロの婚活コンサルタントやカウンセラーが婚活中の悩みを聞き、一人ひとりに合った解決策を提示します。婚活力をアップさせるセミナーを開催している場合も。
自分の婚活がスムーズに運ぶためにも、まずは無料資料請求を行い、結婚相談所をしっかり選ぶことが大切です。
婚活における男性不足と経済力
増加した男女の生涯未婚率
2010年の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、男女の生涯未婚率のデータがでています。「男性の生涯未婚率は20.1%、女性の生涯未婚率は10.6%」。つまり、このままでは男性の5人に1人、女性の10人に1人は生涯独身のまま、ということです。
30年前、「結婚することが当たり前」だった時代の生涯未婚率をみてみると、男性が2.6%、女性が4.4%です。この30年で、生涯独身のままという人は実に男性で8倍、女性で2倍に増えたことがわかります。
生涯未婚率が増えた原因はいろいろ考えられますが、その1つが経済的な理由だと言われています。30年前と現在とでは、経済的な何が変わったのでしょうか。
経済力の低い男性は結婚できない?
30年前の日本では、終身雇用が当たり前の世の中でした。一度就職した企業で定年まで勤め続けることができ、給与も徐々にアップしていくことが約束されていました。こうして、「男性は外で働き、女性は家庭を守る」といった役割分担が生まれたのです。
しかし、現在の日本は景気低迷が長引き、終身雇用制度も廃れてきています。その結果、非正規雇用、離職・転職、企業のリストラや倒産など、安定的な収入が得にくい状態です。経済的な不安定さは、結婚にも強い影響を与えています。
30代男性の収入と既婚の関係
年収300万円未満の男性…既婚者9.1%
年収300万円~400万の男性…既婚者26.4%
年収600万円以上の男性…既婚者37.6%
(橘木俊詔・迫田さやか「夫婦格差社会」(中央公論新社刊)より抜粋)
年収が300万以下の男性の既婚者は、わずか10%以下という非常に低い割合です。ところが、年収300万~400万の男性になると、既婚者は26.4%と急上昇します。さらに年収が600万円以上となれば、既婚者は4割近くに増えます。
サラリーマンの平均年収は徐々に下降線をたどっています。2001年のサラリーマンの平均年収は454万だったのに対し、2011年の平均年収は409万円。この10年で50万円近く年収が減ったのです。多様化したとはいえ、「男性が働いて家計を支える」という意識が強い日本では、男性の経済力が婚活の明暗を分ける、重要な要素になっています。
結婚相談所で出会える男性は、定職があり安定した収入がある人で、結婚に対する真剣な気持ちがある人ばかりです。厳しい現実の中、確実に結婚するには、結婚相談所での婚活がおすすめです。まずは資料請求を行なってみましょう。
年々増えている、婚活サービスを利用した結婚
過去20年で10倍に爆増したサービス利用者
リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2020」に
よる大規模調査によると
ここ20年で大きな変化があります。
「実際に結婚した人」(2019年結婚)に占める婚活サービス利用者の割合が13.0%になったといわれています。
これは現代のわれわれには違和感のない数字なのですが20年前の2000年と比べるとなんと
10倍になっている…という変化です。
(2000年は1.4%でした)
婚活というキーワード、東日本大震災の影響
特に2013年以降の伸びは著しいのですが、これについては
「リーマンショックや2011年の東日本大震災を経て、結婚そのものへの活動意識が高まった」
「『婚活』という言葉が定着してきて、こうした活動に対する恥ずかしさや抵抗が減ってきた」
「失敗しない結婚」のために相手に求める条件が表面化、多様化してきたのでこれにこたえる必要ができた」
などということが理由として考えられますよね。
特に「婚活をする」という言葉が確立し、恥ずかしさがなくなったというのは大きいと思います。
例えば適齢期の女性が
「お見合いしなきゃ」というと何か恥ずかしい(結婚に執着しているとか
恋愛ができないからお見合いしかないんだと誤解されてしまう)というのはあると思います。
それに対して「婚活しなきゃ」というのであれば表現もカジュアルで話しやすいですよね!
婚活サービス利用者が、結婚する確率とは
婚活サービスが伸びてきた一因として、他の手段よりも統計的に
そのまま結婚できる可能性が高いというデータが出ていることも関係はありそうです。
婚活サービス利用者のうち42.8%が同じ婚活サービスを通じて結婚に至っているというデータがあります。
言い方を変えると婚活サービスは利用すれば、4割以上は「ほかの手段に頼ることなく」
結婚できているということになります。
この数字は友人に紹介を依頼した場合そのまま紹介した相手と結婚に至る確率の26.7%、
同じく合コン利用者が合コンを通じて結婚する確率8.7%と比較するとかなりいい数字ですね。
婚活サービスがほかの手段と比べた場合結婚に至る確率が高く、とても効率のいい方法だと言えます。
理由としてはいろいろありますが、友人の紹介や合コンなどと比べると「結婚」
という目的が一致していることがバースになる出会いなので、当たり前ですが
結婚に最も近い出会い方だと言えますね。
かつては「友人の紹介」が最多
自由恋愛全盛期の90年代から今世紀初めにかけては結婚相手との出会いについて
アンケートを取ると「友人の紹介」というのがほぼ最多でした。
友人の紹介にもメリットはあり、それは「紹介なので安心」
「この人にはこの人を紹介したらうまくいきそうだな」と
「第三者の目で」考えてくれる人がいる、という点にありますよね。
しかし友人の紹介と言っても「あーあ、どこかにいい人いないかな。誰か紹介してよ」
と気軽に声をかけられる友人がどれほどいるか…?という問題もあると思います。
相手を信頼してそこまで本音でぶっちゃけられる友人がいる人というのは、
とても恵まれていると思います。
そして友人の紹介に限らず「自由恋愛」というものは
初動で大きな勇気、行動力が必要とされます。
婚活サービスなどほぼない時代では「ナンパ」が最盛期だったのですが、
最近は見知らぬ女性に声をかけること自体がリスクと認知されるようになり、
また、アプリの台頭によって、わざわざ自尊心を傷つけられるナンパをする人は
随分減ってきたように感じます。それこそ勇気をもって
自分で誘ってみるといった
「行動の敷居の高い、自己責任社会」が自由恋愛の世界です。
お見合い結婚を古いと避けて自由恋愛を目指したのはいいものの、
気恥ずかしさを乗り越えて相性のいい相手に
たどり着くエネルギーを割くのは、
若者にとって年々難しくなってきているのがあると思います。
そうした背景から広い意味での「自由恋愛」でありながらも、
比較的恥ずかしくなくまた効率的に出会うことのできる
サービスが求められるようになりました。
それが一時期はやった「出会い系サイト」ブームになり、さらに昨今の
「婚活サービスブーム」につながっているのだと思います。
コロナ禍で広まったオンラインの出会い
コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛を機に、出会い探しに役立つオンラインツールが注目されはじめました。
2020年6月現在は各地で外出自粛が解除されているものの、人ごみへのお出かけや大人数での飲み会などはまだ制限されていますね。
こうした状況を受けて、特に恋愛方面ではZoom(ビデオ通話機能)を活用した出会いがトレンドとなっています。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ顔を合わせて話すことで、テキストメッセージや音声通話だけでは難しいフィーリング重視の出会いを探せるためです。
この他にも、オンラインの出会い探しにはさまざまな長所があります。
- 会うときにマスクをしなくてもよい
- オフラインイベントに比べて、オンラインイベントは参加費が安め
- 交通費や移動時間などを節約できる
- 遠方の相手とも気軽に出会える
このようにメリットが多いオンラインでの出会いは、コロナ禍の収束後も新しいコミュニケーションの形として定着するでしょう。
今はまだコロナ禍ですが、いつか再び「誰とも普通に接近できる」世の中になるはず。だけどそれがいつになるのかわからない以上、コロナを言い訳に婚活をお休みしていたら、歳をとるばかりです
これまでとは同じように会えなくても、今はスマホで簡単にコミュニケーションを図ることができます。心を交わす比重が高まれば、デートの回数が少なくても愛を育むことは可能です。会話が得意ならチャット中心に、逆に会話があまり得意でないなら、言葉を選んでじっくり話せるメールやメッセンジャーで。最適なコミュニケーションにおいては、ツールの使い分けも肝要です。上手に使い分けましょう。
コロナ禍においては、デートプランも限られてきます。でもそれは、お互いを思いやる気持ちの表れ。少しの時間しか会えなかったり、行きたいところに行けないかもしれませんが、今は「会うことができる」「触れることができる」だけでも嬉しいもの。「家族になれば、いつでも一緒にいられる」。そのために結婚を早めることも、コロナ禍ならではの選択肢かもしれません。